2006,12,21, Thursday
11月始めの記事「駅からハイキング」のなかで
房総のむらに入る前に
「房総風土記の丘資料館 」に到着。
中にはマルコメが大好きな埴輪や土偶が多数展示されていて
もう鼻血でるかっちゅうほど喜んでまいました。
んでもって、この時は
平成18年度企画展「祈りの風景-病魔退散!-」てのを
やってたんすけどね。
これがまたすっげ~面白くて
躊躇いも無くパンフレットを購入。
(これホントに面白いんで後日記事に書きますわ)
って、書いていたんですが
先日、無事終演した公演までのバタバタで
なかなか実現できてませんでしたね。
んでもって、本日はその話など。
この企画は古代からの人々が病気、怪我などに
どういう認識をもって接していたか
また「祈り」を行ったか。つうのとか
特に室町~江戸時代から近代までの流れを
多数の資料を使って紹介するちゅうもんでありました。
特に圧巻なのは室町時代に書かれた
「針聞書」(はりききがき)という
今で言うところの医学書なんすけど・・・・。
それによると
「病気を引き起こす」という状態は
「病蟲」に取り付かれた症状であり。
中にはその「蟲」たちの姿、生態。
針の基本的な打ち方治療法などが書かれてるよです。
んでもって
ここに描かれてる蟲の数は実に63匹!
所蔵は「九州国立博物館」で
これを全部公開するのは、日本初とのこと。
これがですね・・・
無茶苦茶面白いんすよ。
展示会場でもの凄い見入っちゃいまして
連れに呆れられるのも気にせず
パンフレットを買い求めたんすけどね。
(以下、写真をクリックすると大きくなります)
その時の企画内容がまとめてあるんすけど。
こんな感じの薄い本です。
開くといきなりバン!これだぁ~ww
超ナイスセンスな蟲の形態がテンコ盛り。
こんな感じっすw
んで、センシビリティー響き渡る説明文がまた
マルコメの心をわし掴みだぜ!
脾積(ひしゃく)
脾臓にいる蟲。甘いものが好きで
歌を歌う。
へそのまわりに針を打つとよい。
肝積(かんしゃく)
肝臓にいる蟲。酸っぱい物が好きで
油くさい物が嫌い。
常に怒っているような顔の色である。
心積(しんしゃく)
心臓にいる蟲。焦げ臭い香りをかぐ
苦い物を好み
笑う。
肺積(はいしゃく)
鼻は肺の穴である。善悪の臭いが嫌いで
生臭い香りが好き。辛い物が好き。
この蟲がいると
常に悲しい気持ちになる。
針は柔らかく浅く打つとよい。
もう極めつけがコレ!
九虫五色(きゅうちゅうごしょく)
沢山の蟲が集まって腹中にいる。
この中に悪い虫がいる。
↑
適当www
あ、でも肝積なんてぇ蟲の説明なんかは
きっと肝臓病の症状っぽいっすよね。
こってり物が食えなくなるところとか、顔色とか。
心積ってぇのも「笑う」っていうのは
動悸で胸がバクバクバクっってしているとこっぽいじゃないすか。
んだもんだから意外と昔の人って観察眼あったんじゃね?とか
思ったりなんかするんすけどね。
しかしこの絵のセンスは最高っしょ。
もうすっかり「蟲」に取り付かれちまいました。
あ、やっぱ自分も立派に「病気」っすねw
房総のむらに入る前に
「房総風土記の丘資料館 」に到着。
中にはマルコメが大好きな埴輪や土偶が多数展示されていて
もう鼻血でるかっちゅうほど喜んでまいました。
んでもって、この時は
平成18年度企画展「祈りの風景-病魔退散!-」てのを
やってたんすけどね。
これがまたすっげ~面白くて
躊躇いも無くパンフレットを購入。
(これホントに面白いんで後日記事に書きますわ)
って、書いていたんですが
先日、無事終演した公演までのバタバタで
なかなか実現できてませんでしたね。
んでもって、本日はその話など。
この企画は古代からの人々が病気、怪我などに
どういう認識をもって接していたか
また「祈り」を行ったか。つうのとか
特に室町~江戸時代から近代までの流れを
多数の資料を使って紹介するちゅうもんでありました。
特に圧巻なのは室町時代に書かれた
「針聞書」(はりききがき)という
今で言うところの医学書なんすけど・・・・。
それによると
「病気を引き起こす」という状態は
「病蟲」に取り付かれた症状であり。
中にはその「蟲」たちの姿、生態。
針の基本的な打ち方治療法などが書かれてるよです。
んでもって
ここに描かれてる蟲の数は実に63匹!
所蔵は「九州国立博物館」で
これを全部公開するのは、日本初とのこと。
これがですね・・・
無茶苦茶面白いんすよ。
展示会場でもの凄い見入っちゃいまして
連れに呆れられるのも気にせず
パンフレットを買い求めたんすけどね。
(以下、写真をクリックすると大きくなります)
その時の企画内容がまとめてあるんすけど。
こんな感じの薄い本です。
開くといきなりバン!これだぁ~ww
超ナイスセンスな蟲の形態がテンコ盛り。
こんな感じっすw
んで、センシビリティー響き渡る説明文がまた
マルコメの心をわし掴みだぜ!
脾積(ひしゃく)
脾臓にいる蟲。甘いものが好きで
歌を歌う。
へそのまわりに針を打つとよい。
肝積(かんしゃく)
肝臓にいる蟲。酸っぱい物が好きで
油くさい物が嫌い。
常に怒っているような顔の色である。
心積(しんしゃく)
心臓にいる蟲。焦げ臭い香りをかぐ
苦い物を好み
笑う。
肺積(はいしゃく)
鼻は肺の穴である。善悪の臭いが嫌いで
生臭い香りが好き。辛い物が好き。
この蟲がいると
常に悲しい気持ちになる。
針は柔らかく浅く打つとよい。
もう極めつけがコレ!
九虫五色(きゅうちゅうごしょく)
沢山の蟲が集まって腹中にいる。
この中に悪い虫がいる。
↑
適当www
あ、でも肝積なんてぇ蟲の説明なんかは
きっと肝臓病の症状っぽいっすよね。
こってり物が食えなくなるところとか、顔色とか。
心積ってぇのも「笑う」っていうのは
動悸で胸がバクバクバクっってしているとこっぽいじゃないすか。
んだもんだから意外と昔の人って観察眼あったんじゃね?とか
思ったりなんかするんすけどね。
しかしこの絵のセンスは最高っしょ。
もうすっかり「蟲」に取り付かれちまいました。
あ、やっぱ自分も立派に「病気」っすねw